AI引用と推薦の違い コンテンツが引用されブランドが推薦される

AI引用とAI推薦の違い コンテンツが引用されブランドが推薦される

AI検索時代において自社の情報がAIにどう扱われるかは重要な関心事です。そのとき混同してはならないのが「AI引用」と「AI推薦」の違いです。本記事では、それぞれの定義や、実際の検索画面における現れ方の違いを解説し、それぞれを実現するために必要となるアプローチの違いについても紐解きます。

AIによる引用と推薦の違い

一般に「引用」とは、他人の著作物を自分の文章や発言などの中に取り入れて利用することを言います。AIによる引用とは、生成AIが回答を生成するときの情報源(出典)としてウェブ上のコンテンツを回答に取り入れることを言います。

また一般に「推薦」とは、ある特定の人や物事について「適している」「ふさわしい」と判断し、他者にすすめることを言います。AIによる推薦とは、おすすめ候補を尋ねる質問の回答でAIが特定のブランド1を推すことを言います。これらを自社を主体にまとめれば次のようになります。

  • AI引用 ── AIが生成する回答の出典として自社のコンテンツが使われること。
  • AI推薦 ── おすすめ候補を尋ねる質問の回答でAIが自社のブランドを推すこと。

次の画像は引用と推薦の違いをスクリーンショットで示したものです。赤い枠で示したものがAIの推薦であり、僕が提供しているコンサルホーダイが、安価な定額制で中小企業向けのSEOコンサルティングの主な選択肢として提示されています。そして、青い矢印の先にあるリンクアイコンが引用を示すリンクです。

引用と推薦の違い

この画像を見ればわかるとおり、AIに引用されることはAIが回答を生成するための養分にすぎず、ビジネス上のメリットはほとんどありません。引用元のサイト名を見たり、引用元のページを訪れる人がいないわけではありませんが、ブランド名が推薦されることに比べればそのメリットはわずかです。

AIに引用される方法

自社のコンテンツがAIに引用されるためには、引用するにふさわしいコンテンツが必要です。AIが回答に利用するにふさわしいコンテンツについてはGoogle公式のガイド記事「Google 検索の生成 AI 機能向けにウェブサイトを最適化する2」に詳しく紹介されており、その中心は「独自の価値ある優れたコンテンツ」を作ることです。

AIに推薦される方法

自社のブランドがAIに推薦されるためには、そのブランドが推薦に相応しいことを裏付ける独立した第三者の証言が必要です。独立した第三者による証言として機能するのは、実際の利用者からの好意的なクチコミや、専門家や愛好家による好意的なレビュー、信頼できるメディアでの好意的な報道などです。

推薦を獲得していくために

AIから推薦されるためにはクチコミや報道を獲得していく必要があります。その具体的な方法については、専門用語を排して平易にわかりやすくまとめた拙著「AIで集客する仕組み」をお読みいただくのが最善です。また、もう少し断片的な情報でよければ、次のような形でこのサイトの内でも発信しています。

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脚注

  1. 推薦されるものは正確にはエンティティです。AIは商用のブランドだけを推薦するわけではなく、質問によって星座や魚種や鉱物や人物などあらゆるものを推薦するからです。しかしここで「エンティティ」という専門用語を避けて「ブランド」としたのは、僕たちがAIに推薦されようと働きかけるものは多くの場合ブランドだからです。 ↩︎
  2. Google 検索の生成 AI 機能向けにウェブサイトを最適化する| Google 検索セントラル ↩︎

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